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光の子育て
生きる力のたっぷりな子になーれ!
七歳までの子の光

「触れる」ことでしっかり育つ「私」

子宮内で育った赤ちゃんは

狭い産道を通って生まれてきます。

それは今までお母さんのお腹の中で

夢の中にいた赤ちゃんが

この世に生まれる儀式といってもいいでしょう。

 

お母さんの産道を通る時

そのプレッシャーを受けて

赤ちゃんは初めて

自分と外の世界の「境界」を経験します。

 

今までお母さんと一体だった胎児が

「個」を体験する瞬間です。

 

私たちの身体を覆っている皮膚は

私たちの身体を保護しているのと同時に

私たちの身体の境界でもあります。

 

物に触れるということ

何かに包まれるということ

人に抱かれるということ…。

 

つまり皮膚の感覚(触感)を通して

子どもは外の世界を知っていくのと同時に

「自分が外の世界とは違う存在なんだ」ということを学んでいくのです。

 

お母さんや家族、先生や親類に抱っこされながら

子どもは「他の人」を体験し

「自分」の存在を知っていきます。

 

「触れる」ことは

魂が安心して宿ることのできる

「身体」という「器」と

それに対する「感覚」を

子どもの中に育てていきます。

 

その「器」がしっかりと築かれれば

子どもは地上で落ち着いて暮らすことができます。

 

世界の中で「個」として存在する

自分の存在を認めることができます。

自信が生まれてきます。

 

手足のマッサージが

子どもを落ち着かせることができるのも

子どもの眠りを助けるのも

その理由からです。

 

「触れる」ことは

お母さんからの

「あなたはここにいて大丈夫」

「安心して生きていっていいから」

というメッセージです。

 

衣類、おもちゃ、家具や寝具など

できれば自然素材のものを選びたい。

それは子どもを「本物」で包んであげたいから。

 

「本物」に包まれて育った子どもの中では

「本物」の自分が育っていきます。

 

他の誰でもない

世界中でかけがえのない「私」という存在。

 

その「私」が世の中で

「私」を徐々に開花しながら

光を抱いて生きていく…。

 

「触れる」ということは

その道への第一歩です。

 

 

 

 

 

ABOUT ME
内山千晶
オレゴン州ポートランドのシュタイナー学校で、小・中学生に23年間日本語を教えました。今は校長として、ポートランドワルドルフ学校で幼児から高校までの生徒たちだだけでなく、親御さんや先生方、学校、地域、そして米国ワルドルフ教育全体のサポートをしています。 ポートランドワルドルフ学校教頭。 アンティオック大学教育学部博士課程。 アンティオック大学教育学修士。 上級ワルドルフ教師のための治療教育課程修了。 北米ワルドルフ学校協会、学校代表。 北米ワルドルフ学校日本語教師のための研修主催者 人智学精神科学・教育学部門・天文学部門会員。 空間ダイナミックコース終了。 星智学のワークショップ、研修主催。 星智学リーディング。

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