お母さんたちが、子育ての悩みを打ち明けています。
母A:「うちの子、いつも小さなことでくよくよしてばかり。いくら『大丈夫だよ!』って励ましても効き目なし…。このまま小さく固まってしまうのでは?」
母B:「うちのは気に入らないとすぐにカンシャクを起こす。ものに当たったり、手が出たり。これじゃあ友達とも遊べないでしょう…。」
母C :「いつもおっとりグズグズしていて、時間に間に合わない。『遅れちゃうよ!』って言ってもあせる様子ナシ。マイペースすぎてこの先集団生活がちゃんと送れるか、心配…。」
母D:「集中力がなくて、飽きっぽい。落ち着きがなくて全然じっとしててくれない!こっちが何か言っていても聞いているそぶり無し。もしかして『多動』?」
…と、お母さんたちの悩みは色とりどりですが
毎日のことですから、それぞれが「現実」です。
このように、歯が抜け始めた頃から
子どもにはその子なりの傾向や性質がはっきりと現れ始めます。
これを「光」の質=「気質」と言います。
「気質」には
- 「地」の質
- 「水」の質
- 「風」の質
- 「火」の質
の、四つの基本的なタイプがあります。
上記の4人のお母さんはそれぞれ子どもの四つの気質タイプを表現しています。
どのお母さんがどの気質の子を持っているか当てられますか?
答えは:A=1, B=4, C=2, D=3
子どもの「気質」を理解することで
その子との効果的な接し方が見えてきます。
1つのタイプが圧倒している子どももいますし
いくつかの気質を同時に持っていることもあります。
まずはそれぞれの特質を知って
お子さんがどのタイプかを見てみましょう。
気 質 | 陰の特徴 | 陽の特徴 |
地の子ども |
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水の子ども |
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風の子ども |
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火の子ども |
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これからそれぞれの「気質」をうまく導く方法を一つ一つ記していきたいと思います。