google-site-verification: google497c408e94878f19.html
光の子育て
生きる力のたっぷりな子になーれ!
小学生の光

マイペース?頑固?「水」の子供が地球を豊かにする!

「水」の気質を持つお母さんからのご相談です。

「何をするのも遅いんです。マイペースっていうか。毎朝が戦争のよう」

「自分の世界に入り込んで、夢見がち。」

「寝床でゴロゴロするのが大好きで、腰が重く、なかなか動機を持ちません’。このままで大丈夫なのかしら。」

「みんなが楽しそうに走り回っているのに、本人はニコニコして見てるだけ」

「一人で遊んでくれるのはいいんだけど、時間が来てもやめられない。」

「一度言い出すと、かなり頑固で譲りません!」

「それまで穏やかに遊んでいたのに、急に火がついたように怒ることが時々あって、びっくりしてしまいます。」

「水」の気質の子どもたちは、気分が安定していて食欲もあり、よく眠るので

この赤ちゃんを持ったお母さんは「ラッキー!」と思ったのではないかと思います。

 

けれども集団生活が始まるとすぐ、お母さんは困ったことに気づきます。

この子たちは

「自分の『時計』をはっきりと持っているため、他の人の『時計』で動けない」

マイペースと言えば聞こえはいいけれど、協調性や柔軟性に欠ける

なかなかエンジンがかからないけれど

一旦動き始めたらなかなか止められないのが、この気質の特徴です。

教室にいると「水」の子はすぐにわかります。

「火」の子や「風」の子が、1つの課題を終えて次の指導を待っている時間に

「水」の子はまだ白紙。楽しく色鉛筆を並べていたりしますから。

そして授業が終わってお片づけの時間になっても

最初の課題が、まだ1/4も終わっていない…。

お片づけを始めるように促すと

「まだ終わってない。時間が足りない。」と真剣に訴えてくるのです。

 

美しいもの、美味しいもの、心地よい生活が大好きで

その中ですっかり満足して暮らします。

「世界はキレイで、美味しくて、気持ちいい!」が彼らの理想で

そのための環境づくりには労力を惜しみません。

 

けれども誰かがその美しくて心地よい環境を邪魔したり、破壊するようなことがあれば

火がついたように怒って周りを驚かせます。

この気質の子どもが怒りには、必ずはっきりと理由があるのが特徴です。

ここで注目したいのが、「水」の質です。

「水」といっても普通の水のようにサラサラしているわけではなく

この気質の子どもは「ゲル状の液体(寒天、ゼラチン、ペクチンなどでスライム状になった液体。)」のような性質を持ちます。

外界からの刺激がなければ、そのままの形で留まろうとします。

粘性の高い液体なので、動き出すのに時間がかかるものの

一旦動き始めると、その動きは重力を含んで加速するため

なかなか止まることができません。

ですから急に外から動きの方向を変えようとしても、うまくはいきません。

ゼリーや寒天のように、しばらく放っておけば固まりますし、

少し温めたり、揺すったりすればまた動くようにもなります。

粘性が強いために、加熱すると火山のマグマのように突然吹き出します。

この気質の子の怒りが爆発するのはこのためです。

この気質の子を上手に導くためには

この気質を理解した上での環境づくりから。

小手先のコツや言葉掛けなどは、残念ですがあまり役に立ちません。

ありがちな会話例:

母:ほら、朝よ。いつまで寝てるの?起きないと学校に遅れちゃう。

子:……。

母:着るもの選んで、さっさと支度して!

子:着るものか。うーん、今日は赤がいいかな…。それともピンク…。花柄もいいなー…。

母:まだパジャマなの?そんなこと迷ってる時間ないよ。なんでもいいから早く着替えて!朝ごはんも食べてないじゃないの。

子:朝ごはんは一体なーに?

母:テーブルに出てるからさっさと食べなさい。

子:オムレツとトーストか。オムレツの中はなにかなー?楽しみだなー。ケチャップをかけようか、そのまま食べようか…。チーズ入りかな?トーストにはちょっとジャムをつけようっと。先にジュースを一口。

母:ちょっと、まだ食べてるの?遅れちゃうよ。今日の支度はできてるの?もう昨日のうちにやっときなさいって言ったでしょう?歯磨いて、髪の毛とかして。みんな待ってるよ。ほら、靴履いて。

子:そんなに一度に色々言われても、できないよー(泣き)。

オススメの生活環境と会話例:

  • 曜日ごとの朝食メニューを決めて見えるところに貼っておく(月曜日:目玉焼きとトースト、火曜日:…… など)
  • 曜日ごとの着るものや靴もできるだけ決めておく
  • 次の日の学校の支度をする時間を決め、前日に用意しておく。
  • 寝る前に、「明日」をおさらいする。(何時に起きて、顔を洗って、〇〇を着て、〇〇を食べて、〇〇を履いて、〇〇を持って、学校に行く)

母:XXXちゃん、あと20分で起きる時間だよ。準備しといて。

母:あと5分ね。もうそろそろ起きるよ。

母:はい起きる時間になりました。起きたらなにするんだっけ?

子:顔を洗って、〇〇を着る。

母:そうね。今日は何の日だっけ?

子:目玉焼きの日。パンはジャムがいい。

母:はいはい。あと35分で出かけるから、15分位で食べれるかな?

子:うんできると思うよ。

 

このような会話をしばらく続けていると、生活リズムが子どもにしみ込んでいきます。

同じリズムを繰り返すうちに「子どもの時計」と「環境の時計」があってくるのです。

このような指導を、子どもが自発的にリズムに乗れるようになるまで続けます。

急激な変化は禁物。

何事も「だんだん」が基本。

次に何が起こるかをあらかじめ、できる限り明らかにしましょう。

すると子どもは前もってその時をイメージし、心の準備を始めます。

イメージが膨らめば、子どもはそれを「楽しみ」に待ち始めます。

その「楽しみ」が子どもを内側から動かします。

この気質の子は美的感覚にあふれ、人生を自分の感性で創造していくことができます。

自分の感性がときめくことであれば、

時間や労力を惜しまずにつぎ込んでいくスタミナを持ちます。

長い文章や大きなプロジェクトを、丁寧に時間をかけて仕上げていく持続力を発揮します。

経験から学んだことを積み重ねていけるタイプですので

世の中に出て行けば出ていくほど、深い叡智を育てることができます。

このタイプは気分が安定していて、寛容で、人生の豊かさを他の人とも分かち合えるので

周囲の人を安心させることができ、生活に安定感をもたらします。

「水」の気質に合っている職業:作家、画家、音楽家、歌手、インテリアデザイナー、建築家、暮らしのアドヴァイザー、調理師、写真家、彫刻家、カラーコーディネーター、ホテル・ペンション経営、園芸家、企画経営者など

おすすめダイエット:塩分をとる。糖分を控える。

糖分は「水」の子の粘質を高めますので極力控えましょう。

塩分は自分のペースの中で「眠って」しまいがちな「水」の子を「起こす」作用がありますので、効果的に使いましょう。

このタイプの子どもたちは

側にいるだけでホッとする、オアシスのような存在です。

「水」の子どもは

砂漠化する世の中を潤し、生命や色彩や美しい音をもって豊かにする使命を持って

この世に生まれてきました。

 

この子たちの「光」が、世の中に輝きを放つように応援していきたいものです。

この子たちの感性によって「楽園」のように生命力にあふれた世界が

次第に築かれていくことでしょう。

 

ABOUT ME
内山千晶
オレゴン州ポートランドのシュタイナー学校で、小・中学生に20年間日本語を教えてきました。今は教頭として、ポートランドの子どもたちだだけでなく、親御さんや先生方、学校、地域、そして米国ワルドルフ教育全体のサポートをしています。 シダーウッドワルドルフ学校教頭。 アンティオック大学教育部修士課程。 上級ワルドルフ教師のための治療教育課程。 北米ワルドルフ学校協会、学校代表。 北米ワルドルフ学校日本語教師のための研修主催者 人智学精神科学・教育学部門・天文学部門会員。 空間ダイナミックコース終了。 星智学のワークショップ、研修主催。 星智学リーディング。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

google-site-verification: google497c408e94878f19.html