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光の子育て
生きる力のたっぷりな子になーれ!
中学・高校生の光

中高生の不満。肝心なのは「最初の一言!」

中高生が不平不満を言ってきた時

最初に出る言葉を振り返ってみましょう。

「何言ってるの、そんなこと言ってたってしょうがないでしょ。」

「もっとよく考えてみなさい。」

「みんなそうしてるんだから。」

「そんな不満ばっかり言ってないで宿題しなさい。」

など、つい面倒臭がったり

彼らの意見を軽くあしらっていませんか?

中高生は周囲に対する「不平不満」を通じて

周囲とは違う

自分の「個」を見つけようとしている時。

 

つまり、「不平不満」は影をまとった子どもの「光」なのです。

ですから「不平不満」を否定されると

子どもは「光」がかき消されてしまうので

「自分」を否定されたと思いがち。

 

これらが高じると、

「お母さんには、自分の気持ちはわからない。」という印象から

子どもの心はこちらの知らないところで、自然と離れていってしまいます。

その予防は、ちょっと気をつければ意外と簡単。

  1. 「ふーん。そうなんだ。」ではじめて
  2. 「何があったの?」とか「いつからそう思ってるの?」とか「どうしてそう思うの?」とか。こちらの興味を示す質問を二つほど返します。
  3. そして必ず「そっか。うん。わかるね。」で全面的に受け入れます
    子どもの不満に「正しい・間違っている」という評価を下さないのがポイント!
  4. その後、その不満を解消するには何ができるかを一緒に話し合っていったらいいでしょう。

「退屈」と「お腹すいた」への対応のコツはこちら

若者の言っていることですから

彼らの意見はまだまだ一方的で、視野も狭いかもしれません。

でもよく耳をすませば

それが彼らがこれから少しずつ見つけ

時間をかけて育てていく大切な「自分」の「芽」であるということが

聞こえてくるでしょう。

 

生意気に見えるその瞬間に

「自分」という小さな「芽」が育とうとしていることをどうか忘れないで、

「自分探し」の一歩を、ぜひ応援してあげて下さい。

 

一つ一つの会話の中に含まれる

お母さんの愛情に支えられて

多少のことではへこたれない

「光」をたっぷりと含んだ大人へと成長していくことでしょう。

 

ABOUT ME
内山千晶
オレゴン州ポートランドのシュタイナー学校で、小・中学生に23年間日本語を教えました。今は校長として、ポートランドワルドルフ学校で幼児から高校までの生徒たちだだけでなく、親御さんや先生方、学校、地域、そして米国ワルドルフ教育全体のサポートをしています。 ポートランドワルドルフ学校教頭。 アンティオック大学教育学部博士課程。 アンティオック大学教育学修士。 上級ワルドルフ教師のための治療教育課程修了。 北米ワルドルフ学校協会、学校代表。 北米ワルドルフ学校日本語教師のための研修主催者 人智学精神科学・教育学部門・天文学部門会員。 空間ダイナミックコース終了。 星智学のワークショップ、研修主催。 星智学リーディング。

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