「妊娠中はのんびりがいい」とは言っても現実はそんなに甘くないもの。
上の子(たち)に手間がかかる。
家事や仕事がたまっている。
自分の時間が取れない。
夫婦(人間)関係がうまくいかない…。
「生きる」ってきれいごとではかたづけられません。
ここで大切なのは形ではなくて、気の持ちよう。
家が散らかるのは、家族が健康に生きている証し。
悩みが生まれるのは、一人じゃない証拠。
自分のペースで少しづつ、できることをやっていけば
たまっているように見えたことも、必ず終わるものです。
本当の「のんびり」は世の中から逃避することではなくて、
世の中と意識を持って接する中で生まれてきます。
「お腹の赤ちゃんのため」が、かえってプレッシャーになっていませんか?
大きく深呼吸をして、ちょっと考え方を変えてみるだけで、
同じことをしていても、心に余裕が生まれてくるものです。
自分のせいにしすぎない。
自分を責めることをやめる。
人からどう見えるかを気にしすぎない。
過去を悔やむのではなく、過去から学んで先に進む。
行き詰まったら、ちょっと外の風を感じてみる。
そんなことから生まれる、心の「のんびり」を始めてみませんか?
どんな環境にあっても、心は「のんびり」してる、
そんなお母さんのお腹で育つ赤ちゃんはとても幸せだと思います。
お母さんが慌ただしい毎日の暮らしの中でも、こころの「のんびり」を見つけられたら、
それがまっすぐお腹の子に、「生きる力」を与えます。
お母さんのこころの「のんびり」を受けて、
子どもの「光」が世の中に輝いていくのです。